
探偵

探偵


パートナーの行動が最近おかしい

スマホを肌身離さず持ち歩くようになった

急に残業や出張が増えた……
そんな違和感を抱いたとき、頭をよぎるのが「浮気」の二文字です。
真実を知りたいけれど、探偵に頼むのはハードルが高いし、費用も心配。まずは自分で調べられないだろうか?そう考えるのは当然のことです。しかし、浮気調査には「自分でできる範囲」と「プロに任せるべき一線」が明確に存在します。
この記事では、GPSアプリやグッズを使った自己調査の方法から、その法的リスク、そしてプロの探偵に依頼した場合の費用相場まで、浮気調査に関するあらゆる疑問を徹底解説します。曖昧な不安を確実な行動に変えるために、ぜひ参考にしてください。
「浮気調査 自分で」と検索すると、多くの方法が出てきますが、現代において最も手軽で、かつ情報量が多いのはやはりスマートフォンやデジタルグッズを活用した調査です。まずは自分でできる具体的な手法と、そこに潜む大きなリスクについて解説します。
近年、「浮気調査アプリ」と呼ばれるツールの利用が増えています。これらは本来、盗難防止やお子様の見守り、端末管理のために開発されたものですが、機能の高さゆえにパートナーの行動監視に使われるケースがあります。
代表的な機能としては、GPS機能を用いてリアルタイムで相手の居場所を特定するものや、遠隔操作でカメラを起動して周囲の状況を撮影するもの、中にはLINEやSNSのメッセージ通知を転送・閲覧できる機能を持つ強力なアプリも存在します。これらがパートナーのスマホに入っていれば、いつ、どこで、誰と会っているかを把握することは技術的に可能です。
しかし、ここで最も注意しなければならないのが「法的リスク」です。
【重要】法的な落とし穴に注意
パートナーの同意なく勝手にアプリをインストールする行為は「不正指令電磁的記録供用罪(ウイルス供用罪)」に、パスワードを勝手に解除してログインする行為は「不正アクセス禁止法違反」に抵触する恐れがあります。また、プライバシー権の侵害として、逆にあなたが訴えられるリスクも孕んでいます。アプリでの調査は「ハイリスク・ローリターン」であることを理解しておきましょう。
「浮気調査 グッズ」で検索すると、AirTag(エアタグ)などの紛失防止タグや、小型GPSに関する情報が多く出てきます。しかし、安易にGPS機器を使うことはおすすめできません。
2021年のストーカー規制法改正により、相手の同意なくGPS機器を取り付けて位置情報を取得する行為は規制対象となりました。夫婦間であっても、状況によっては違法となるリスクがあります。また、AirTagはiPhoneユーザーであれば「近くに不審なAirTagがあります」と通知が届く仕様になっており、**高い確率で相手にバレてしまいます。**証拠をつかむどころか、警戒されてその後の調査が不可能になるケースが後を絶ちません。
一方で、法的なリスクを比較的抑えつつ、決定的な情報を得やすいとして口コミで評価が高いのが「ICレコーダー(ボイスレコーダー)」です。
最近の機種は非常に小型で、長時間録音が可能なものや、音声感知機能(VOX)がついているものがあり、無音時間をカットして効率的にチェックできます。「また〇〇ちゃんと会うの?」といった会話が録音できれば、浮気の事実確認に大きく近づきます。
ただし、これらも住居侵入罪などに問われないよう、あくまで「自分の管理下にある場所」で行うのが鉄則です。
自分で証拠を集めることの最大のデメリットは、「苦労して集めた証拠が、裁判や慰謝料請求で使えない可能性がある」という点です。
法的に不貞行為(浮気)を立証するためには、「肉体関係があったこと」を推認させる強力な証拠が必要です。例えば、LINEで「愛してる」と送り合っているだけや、二人で食事をしている写真だけでは、不貞の決定的な証拠とはみなされにくいのが現実です。また、違法な手段(不正アクセスなど)で入手した証拠は、裁判所が証拠として採用しないケースもあります。
さらに、素人の尾行や張り込みは、対象者にバレるリスクが非常に高いものです。一度バレて警戒されると、二度目の調査はプロの探偵であっても極めて難しくなります。「なんとなく怪しい」という段階から一歩踏み込んで「確実な証拠」が欲しい場合は、この時点でプロへの相談を検討すべきでしょう。
「浮気調査 探偵」と検索する方が求めているのは、推測ではない「確実な真実」です。では、自分で行う調査と、探偵による調査にはどのような違いがあるのでしょうか。決定的な違いを以下の表にまとめました。
比較項目 | 自分で調査する場合(DIY) | 探偵に依頼する場合(プロ) |
|---|---|---|
証拠の質 | △(低い) | ◎(極めて高い) |
法的効力 | △(場合による) | ◎(高い) |
バレるリスク | △(高い) | ◎(ほぼゼロ) |
費用 | ◎(安い) | △(高い) |
表にもある通り、最大の違いは「調査報告書」の存在です。探偵事務所が作成する報告書には、分単位での対象者の行動記録とともに、暗闇でも鮮明に映る特殊なカメラで撮影された「顔がはっきりと分かる決定的瞬間の写真」が添付されます。
この報告書があれば、相手がどれだけシラを切ろうとも、動かぬ証拠として突きつけることができます。これにより、離婚協議や慰謝料請求を圧倒的に有利に進めることが可能になるのです。
最近では「浮気調査」の現場を再現した動画などがYouTubeで人気を集めていますが、実際の探偵の現場は動画のように派手なドラマばかりではありません。
実際の調査は、対象者が出てくるまで何時間も車の中で待機する地味な「張り込み」や、対象者に気づかれないよう一定の距離を保ち、角を曲がるたびに走って追尾する高度な「尾行」の連続です。徒歩、自転車、車、電車とあらゆる移動手段に対応し、ツーマンセル(2人体制)以上で死角をカバーし合いながら証拠を狙います。
このような高度なスキルと忍耐力は、一朝一夕で身につくものではなく、これこそがお金を払ってプロに頼む価値と言えます。
探偵への依頼をためらう最大の要因は、やはり「費用が見えにくい」ことでしょう。「浮気調査 探偵費用」で検索しても、事務所によって料金体系がバラバラで比較しにくいのが現状です。ここでは、主な3つの料金プランと相場を整理しました。
探偵事務所の料金プランは主に以下の3パターンに分類されます。それぞれの特徴を理解し、自分の状況に合ったプランを選ぶことが費用を抑える鍵となります。
料金プラン | 仕組みと特徴 | おすすめのケース |
|---|---|---|
時間料金型 | 「調査員1名×1時間あたりの単価」で計算する最も基本的なプラン。 | ・怪しい日時が特定できている場合 |
パック料金型 | 「20時間」「30時間」などの時間をまとめて購入するプラン。 | ・いつ浮気をするか読めない場合 |
成功報酬型 | 「浮気の証拠が撮れた場合のみ」報酬を支払うプラン。 | ・浮気の事実はほぼ確実だが、証拠だけがない場合 |
探偵費用は、基本的に「調査時間」と「投入人数」で決まります。つまり、調査時間を短くすればするほど、費用は安くなります。
丸投げで「とりあえず一週間見張ってください」と依頼すると、何も起きない時間にも料金が発生し、総額が高額になってしまいます。費用を抑えるためには、依頼前に自分でできる範囲の記録をつけることが重要です。
このようにピンポイントで怪しい日時を絞り込み、「〇月〇日の18時から23時まで」と指定して依頼すれば、無駄な調査時間を省き、10万円〜30万円程度の比較的安価な費用で証拠をつかめる可能性が高まります。
具体的な総額イメージは以下の通りです。
→日時が特定できており1〜2回の稼働で証拠が撮れた場合。
→ある程度の行動パターンはわかっているが、確実な証拠を押さえるために数日間の調査を行った場合。
→情報が全くなく、長期間の張り込みが必要な場合や、警戒心が強く高度な調査が必要な場合。
いざ探偵を探そうとすると、ネット上には無数の「浮気調査ランキング」サイトが存在します。しかし、上位に表示されているからといって、必ずしもあなたにとって最良の探偵とは限りません。
まず大前提として確認すべきは、「探偵業届出証明書」を持っているかどうかです。これは公安委員会に届け出を出している正規の業者の証であり、法律を守って運営されている最低限のラインです。公式サイトの会社概要ページに「第〇〇号」といった記載があるか必ず確認してください。
また、優良な事務所は料金体系が明朗です。「契約後の追加料金は一切なし」と明記しているところや、見積もりの内訳(調査員何名で、車両代や機材費が含まれているか)を丁寧に説明してくれる事務所を選びましょう。
検索で出てくるランキングサイトの多くは、広告費を支払っている探偵事務所が上位に掲載される仕組み(アフィリエイト)になっていることがあります。もちろん、大手で実績があるからこそ広告費をかけられるという側面もありますが、「ランキング1位=調査力が日本一」というわけではありません。
ランキングはあくまで参考程度に留め、Googleマップの口コミや、SNSでのリアルな評判、そして何より「実際に相談した時の対応」で判断することが重要です。
ほとんどの探偵事務所では、無料相談や無料見積もりを行っています。契約を迫られるのではないかと不安になるかもしれませんが、優良な探偵社ほど、強引な勧誘は行いません。
まずは電話やメールで相談し、「こちらの状況を親身に聞いてくれるか」「リスクやデメリット(証拠が撮れない可能性など)も隠さずに説明してくれるか」を確認してください。複数の事務所に相談し、相見積もりを取ることで、相場感や対応の良し悪しがはっきりと見えてきます。
ここまでは「調べる側」の視点で解説してきましたが、逆に「自分が浮気調査をされているかもしれない」と不安に思っている方もいるかもしれません。
もし、あなたがどこへ行ってもパートナーに居場所を知られていたり、話していない内容を知っていたりする場合は、調査されている可能性があります。
これらが発見された場合、パートナーはかなり本気で証拠をつかもうとしています。関係修復を望むにせよ、別れるにせよ、早急な話し合いや弁護士への相談が必要なフェーズと言えるでしょう。
浮気調査は、決して相手を責めるためだけに行うものではありません。モヤモヤとした疑念を抱えたまま日々を過ごすよりも、真実を明らかにすることで、「関係を修復する」のか、「新しい人生を歩むために離婚する」のか、自分の未来を自分で決めることができるようになります。
自分でできる範囲の調査には限界があり、リスクも伴います。「確実に証拠が欲しい」「有利な条件で話し合いを進めたい」と考えるなら、プロである探偵の手を借りることが最も近道です。
まずは一人で悩まず、探偵事務所の無料相談を利用して、プロのアドバイスを受けてみてください。見積もりをもらうだけでも、今後の選択肢が具体的になり、心にかかる霧が少し晴れるはずです。